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福島県で97歳の男性が運転する車が事故を起こしました。
この事故で歩行者が亡くなるという痛ましい事故です。
事故を起こした97歳の男性が100%悪いのはもちろんですが、なぜ97歳という高齢でありながら運転する必要があったのでしょうか?
近年では高齢者が運転する交通事故が増えていることで社会問題にもなっています。
そこで今回は97歳という高齢者がなぜ運転する必要があったのかを考察します。
また高齢者に運転をやめさせる方法も合わせて調査します。
それでは早速見ていきましょう。
福島で97歳運転の車が事故を起こす
福島県福島市の市道で、97歳の男性が運転する軽自動車が歩道にツッコミ歩行者を跳ねた後に、3台の車に衝突する事故が発生しました。
場所はイオン福島店の西側の車道です(上記の画像参照)
この事故で歩行者が亡くなる大惨事となりました。
ネットでは97歳が運転する車に20代及び100歳代の高齢者がなぜ同乗していのか?
という声がちらほらありましたが、これは間違いで衝突された方の車に乗っていた人たちのことなんですね。
衝突された車に乗っていた20代女性、70代女性、80代女性、100歳女性
引用:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/208569
と報道されていて、4人とも意識はあるとのこと。
若葉マークを付けた若い方の運転の事故が多いと思われがちですが、実は75歳以上の方が運転の事故は75歳未満の3倍の数なんだとか。
2019年には高齢者ドライバーの問題が表面化した痛ましい事故が起こり社会問題となりました。
今回の高齢者の運転事故も、より社会問題として議論される事になると思われますね。
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97歳でなぜ運転する必要があったのか?

97歳という年齢の衝撃もありましたが、高齢の方がなぜ運転する必要があったのでしょうか?
もちろん運転せざるをえない理由があったとは思いますが、本人の運転の執着というものもあるようです。
いくつか可能性を考察してみます。
交通インフラの不足
東京や大阪などの都心部では、車が無くても交通インフラが整っているので生活することは可能です。
しかし地方では電車やバスなど公共の交通機関が充実していない事から、車が無いと日常生活を送れない場所も多くあります。
そういった場所では買い物などでかけるにはどうしても車を使わざるをえませんよね。
家庭環境
前述した交通インフラが不足していたとしても、運転できる子供や孫など若い家族がいれば高齢者の代わりに運転することができます。
しかし子供が嫁いだり上京したり等、一人暮らしや家族の若い方と住んでいなかったりなど自分で運転せざるをえない家庭環境という可能性も考えられます。
執着・過信
運転が好きな高齢者にとっては、身体が元気であれば運転したいという思いから免許返納をせず運転している事も。
また自身の身体的な衰えを過信し、まだ若い時のように運転できると過信してしまう場合も。
今回事故を起こしてしまった97歳の男性の情報は現時点では公開されていないので運転理由は分かりませんが、今回考察した3つの要因のいずれか(または複数)には該当するのではないでしょうか。
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高齢者に運転をやめさせる方法を調査

高齢者に運転をやめさるにはいくつか方法があるようです。
- 家族の説得
- 医師の説得
- 事故の現状を知ってもらう
- 費用対効果をアピールする
- 高齢者教習の受講
家族に説得して貰う方法は、特に孫に説得してもらうと有効だそうです。
おじいちゃんおばあちゃんはお孫さんには弱いですからね。
かかりつけ医師にも医学的根拠から説得してもらうのも有効だそうです。
また事故を起こしたことでの損害や責任による社会的制裁や賠償金、更に自分だけでなく家族にまで及ぼす影響を知ってもらうことで、高齢者自身含めいかに危険で悲惨なことになるか自覚してもらうのも効果があるようですね。
また車にかかる維持費用の問題から説得するのも一つの方法なんだとか。
また75歳以上は免許更新時に高齢者教習を受講しないといけないので、そこで合格できなければ自動的に運転することもできないので、高齢者教習の受講をきっかけに運転をやめてもらうのも。
2022年5月から「運転技能検査」が導入されたので、高齢者の免許更新はより厳格化されています。
いずれにしても周りの協力が必要ですよね。
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最後に
現在はインターネットやアプリなどで買い物ができるので、交通インフラや家庭環境の問題で運転せざるをえなかったとしても運転する機会は昔よりも減らす事が出来ると思います。
しかし、高齢者にとってインターネットやアプリはハードルが高く自力で覚えることはかなり困難だと思われます。
なので家族の協力や自治体の協力は欠かせないと思うんですよね。
また高齢者教習などありますが、そろそろ国で本格的にこの問題の対策を講じて欲しいですね。

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